パソコンから突然の異音は何?データ復元は出来るの?

普通、パソコンの電源を入れると、モーターの高速回転の音がかすかに聞こえてくるものです。それは聞こえるか聞こえないかほどの小さな音です。

でも、そのほかの「カツン、カツン」とか「カリカリ」のような、聞き慣れない音がハッキリ聞こえてきたときは、どのような種類の音が、どのような状況の時に、発生するのか注意して聞いておきましょう。

また異音がしても使える場合がありますが、かなりの割合でスグに使えなくなるケースがほとんどです。このような異音は電源を入れるとすぐにして、そのまま連続する場合や、データにアクセスした時だけ異音がする、などのケースがあります。

内蔵HDDは衝撃に弱い

というのもハードディスクは超がつくほどの精密機器なのです。このハードディスク(HDD)内部のモーター部品が高速で回転したり、ヘッドが移動したりしていますので、何らかの原因によってスグに物理的な障害を起こすことがあります。

特に、パソコンを移動する時に、振動させたり、衝撃を与えたりすれば、データ読み書き用のヘッドが故障するケースが多く見られます。特に気を付けた方がよいのがUSBの外付けHDDなどの持ち運びに便利な記録メディアです。またモーターの軸受けなどが歪みハードディスクが正常に回転できくなる故障も発生しやすくなります。そのため、パソコンの電源が入っている、入っていないに関わらず衝撃は厳禁なのです。

慌てて悪徳データ復元業者に依頼する前に

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また、データを読み書きするヘッドのほかにも、モーターや記録面であるプラッターの損傷などもあります。

一般的に、ハードディスクの寿命は4年程度と言われていますが、普通に使っても4年以上使えば、故障する可能性が急に上昇していますので、4年以内でハードディスクを交換する方が無難です。通常は1年毎、できれば3か月以内に交換しておいた方が無難です。

パソコンは使えても、異音が聞こえる場合は、ハードディスクに何らかの異常が発生していると考えられます。なので電源を入れて通電すればするほど、状況が悪くなるばかりですから、それ以上は使わないで、速やかにデータのバックアップを取るか、データのコピーが出来ない場合には修理の専門業者に連絡されることをお勧めします。

初期化リカバリーは危険

これまでの、家庭の大切な記録写真や、趣味に関するニュースや情報など、家庭のパソコンでも、そのデータが無くなってしまうと困るものがあるはずです。

日頃から、バックアップを保管しておけば良いのですが、もし、バックアップを取ってない場合には、異音が聞こえてきたときは、パソコンの電源を落として、データ復旧の専門業者の見積を取って下さい。よく安易に初期化リカバリーしてしまう人が多いのですが、保存データはほとんどが破壊され、2度と元に戻らなくなります・・・。そのまま、何もせずにデータ復旧業者に依頼すれば、データだけでも何とか元に戻せたかもしれないのに、操作をしすぎてしまうユーザーが多いのです。

また企業においても同じです。研究資料や見積もり、弥生会計などの会計データやワード、エクセル、アクセスのデータベースなど、1から作り直すには膨大な時間と労力がかかるものや、そもそも作り直せないデータもあります。

万が一、パソコンが故障してしまった場合

データ復旧の専門業者には、さまざまな業者がいますから、電話の対応や、先方の質問の状況から、業者の経験や、費用がリーゾナブルかどうかをよく確かめて下さい。

故障した部品が、プラッターの記録面でなければ、ほとんどのデータは復旧出来ることでしょう。但し、ユーザーが何もしていなければという条件付きです。

尚、繰り返しになりますが、肝心なことはパソコン内部から何らかの異音がする時は、状況を把握したら出来るだけ早く使用をやめて、ますます状態を悪くしないようにして、データの復旧業者に連絡する事が大切です。通電を2、3回繰り返してしまうことは確認のためにも必要なことなので仕方ありませんが、それ以上の通電はデータを破壊してしまう可能性があります。

実は多くの場合、アレコレいじってしまい2次災害(ユーザーによるデータ破壊)を起こしてしまうケースの方が多いのです。

特にその傾向は男性に多く、パソコンに慣れはじめた人に多いのです。素人の生兵法ほど事態を悪化させるものはないので十分に注意しましょう。