セーフモードの起動方法!Windowsパソコンのトラブル原因と対処法

詳細ブートオプション

Windowsのパソコンを使おうとしたら正常に起動しない!自動的に強制終了され、電源ONとOFFを繰り返す。といった症状が出るトラブルがあります。

またパソコンの動作が不安定で上手く動作しない!OSが正常に起動しない場合などは、セーフモードで起動することで、トラブルの原因を突き止めたり、修復を実施することが可能なケースがあります。

セーフモードとは

このセーフモード(safemode)とは、Windowsの起動モードの1つで、動作させるOSの機能を制限し、必要最小限の状況でパソコンを起動する、ウィンドウズの診断モードです。

最小構成で起動させることで、トラブルの原因がWindowsの基幹部分にあるのか、プログラムや周辺機器のドライブにあるのか特定することが可能です。

また最悪、セーフモードで起動することができれば、Windowsの復元機能を使い、過去の正常時に戻すことが可能です。

尚、Windows 7 をセーフモードで起動する方法とWindows 10でセーフモードを起動させる方法は違います。Windows 10は高速起動のため、Windows 7で可能な「F8」キーで「詳細ブートオプション」を立ち上げて、その中のセーフモードを選択し起動することができません。

セーフモードを起動させる方法:windows 7

Windows 7 を セーフモードで起動するには、下記の順番で実行します。

  • 電源ON後、素早く[F8]キーを連打
  • [詳細ブート オプション] の表示
  • 「セーフモード」を選択
  • OSの選択(1つのOSしかない場合には通常スルーする)
  • ユーザ選択とログイン
  • セーフモードの起動

1. パソコンの電源ON後、製造メーカーのロゴやBIOSの起動画面が表示されたら素早くキーボードの上部にある[F8]キーを連打します。

タイミングが合うと[詳細ブート オプション] が表示されますが、少しでも遅かったりすると表示されません。その場合には、自動での再起動を待つか、電源ボタンを5秒以上押して強制終了後に、再度、トライします。

2. [詳細ブートオプション] の表示

[詳細ブート オプション] とは、OSの起動方法を選択できるメニューになります。

3. 方向キー(↑/↓)を使用して「セーフモード」を選択後、キーボードの[Enter] キーを押します。

4. 続いて[オペレーティングシステムの選択] が表示されることがあります。
複数のOSを混在させインストールしている場合には、この[オペレーティングシステムの選択] が表示されます。

この場合、起動させたいのOSの名称を選択し、[Enter] キーを押します。
尚、通常、自分でOSを入れたりしていなければ1つのウィンドウズが表示されます。また表示された状態で選択されています。一応、Windowsのバージョンを確認し、キーボードの[Enter]キーを押してください。

5. ユーザを選択

ユーザを選択する画面が表示されたら、ログオンするユーザをクリックで選択し、画面上の[→]をクリックすると、セーフモードが起動します。

パソコンの電源オン後、素早いタイミングで、[F8]キーを押せなかったり、タイミングがズレるとパソコンはOSを通常起動しようとします。その場合は、最初からやり直してください。

尚、セーフモードでは、モニター画面の色や解像度など表示画面が通常モードとは違います。また、USB経由の接続機器や無線機能などが使用できません。そのためキーボード操作で実行します。

モデルや型番によってはセーフモードの起動方法が違う場合があります。通常は、キーボードの[F8]キーで起動させる方法が一般的です。

万が一、上記方法によりセーフモード起動できない場合はハードディスクに異常が発生している可能性があります。

多くのパソコンで起動ドライブにハードディスクやSSDが使用されています。但し、起動ドライブが故障または不良になると、そもそもBIOSでもドライブを認識できないため、セーフモードでも起動できません。

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Windows 8 / 8.1が起動しない状態からセーフモードで起動する方法

Windows 8 / 8.1のOSが起動しない状態からセーフモードで起動させたい場合は、下記の順番で操作を実行します。

1.パソコンの電源投入後、メーカーのロゴが表示されたら、素早く「F2」キーを連打します。

何度行ってもBIOS画面が表示されない場合は、電源を入れたらすぐにキーボードの「F2」キーを数回押してください。「BIOSセットアップユーティリティ」を起動させる方法はメーカーや型番、などによっても違います。

メーカー別「BIOSセットアップユーティリティ」起動方法

NEC製の場合、「F2」または「F11」キーを押して「BIOSセットアップユーティリティ」へ進んでください。
富士通製の場合、NECと同様に「F2」キーを押します。
Lenovoの場合、 LenovoやThinkPad ロゴが表示されたら、「F1」キーを押します。
DELL製の場合、[F2]キーを押します。 但し、OptiPlex GCの場合は、[Delete]キーを押します。

富士通

 

LENOVO

Windows 8 / 8.1や10の場合、基本的に「BIOSセットアップユーティリティ」起動方法は「F2」「F1」「Delete」「F11」のどれかになります。ほとんどのメーカーは「F2」キーで「BIOSセットアップユーティリティ」が起動します。

セーフモードの起動方法

1.パソコンの電源を入れたら、メーカーロゴなどが表示されます。その間にキーボードの「F2」キーを連打します。

2.「BIOSセットアップユーティリティ」が表示されます。
キーボードの矢印キー「→」で「Exit(終了)」を選択します。
※ USB接続タイプのマウスでは操作は実行できません。キーボードの矢印キーで操作します。

3.「HDD Recovery(HDDリカバリー)」を矢印キー「↓」で選び「Enter」キーを押します。

4.「Execute HDD Recovery?(HDDリカバリーを実行しますか?)」が表示されます。
「Yes(はい)」を選択し「Enter」キーを押します。

5.黒い画面にメーカーロゴが表示され、「お待ちください」と表示されるので、画面が切り替わるまで待ちます。
「キーボードレイアウトの選択」が表示された場合は、「Microsoft IME」を選択します。

6.「オプションの選択」が表示されので、「トラブルシューティング」をクリック。

7.「トラブルシューティング」が表示されるので、 「詳細オプション」をクリック。

8.「詳細オプション」が表示されるので、 「スタートアップ設定」をクリックします。

9.「スタートアップ設定」が表示されので、「再起動」をクリック。

10.メーカーのロゴ画面が表示されるので、「スタートアップ設定」に切り替わるまで待ちます。

11.「スタートアップ設定」が表示されるので「セーフモードを有効にする」を選ぶ
キーボードの「4」キーを押し、「(4)セーフモードを有効にする」を選択。

12.メーカーロゴ画面が表示され、サインイン画面が表示されたらサインインします。

13.デスクトップの四隅に「セーフモード」と表示されていれば、セーフモードで起動している状態となります。

14.セーフモードで起動が完了します。

直近でインストールしたプログラムやドライバーを削除したりして原因を調査します。
再起動とセーフモードの起動をチェックし、症状が変わるかどうか調査。

症状が変わらない場合、復元機能を使い、過去の正常に起動した状態に戻し確認します。
レジストリーなどにエラーがある場合、不要なプログラムやドライバーの削除、復元機能を使っても症状が変わらない場合があります。

15.セーフモードを終了するには、「スタート」→「電源」(電源)→「シャットダウン」または「再起動」のいつもの手順で終了ください。

Windows 10が起動しない状態からセーフモードで起動する方法

スタートアップのオプション設定
Windows 10が起動しない状態からセーフモードで起動するには、上記のWindows 8 / 8.1とおなじく「BIOSセットアップユーティリティ」から実行します。

Windows 8 / 8.1と基本的に手順は同じですが、簡単にまとめると次のようになります。

  • パソコンの電源投入後キーボードの「F2」キーなどを連打
  • 「BIOSセットアップユーティリティ」の表示
  • 「Exit(終了)」を選択
  • HDD Recovery(HDDリカバリー)を選択
  • Execute HDD Recovery?(HDDリカバリーを実行しますか?)」「Yes(はい)」を選択※この後、マウス操作が可能になります。
  • キーボードレイアウトの選択で「Microsoft IME」をクリック
  • 「オプションの選択」で 「トラブルシューティング」をクリック
  • 「詳細オプション」をクリック
  • 「スタートアップ設定」をクリック
  • 「再起動」をクリック
  • 「スタートアップ設定」が表示
  • キーボードの「4」キーを押し、「4)セーフモードを有効にする」を選択
  • パソコンが自動的にシャットダウン
  • サインイン画面が表示されたらサインイン
  • セーフモードで起動している状態

パソコンで起動ドライブにはHDD(ハードディスク)やSSDなどのドライブが使用されています。そもそも起動ドライブが機械的に故障すると、BIOSでもドライブを認識できていません。BIOSで認識されない場合、セーフモードでも起動できません

HDD(ハードディスク)やSSDが故障した場合、物理障害と呼ばれます。

このような機械的なトラブルで認識不良になった場合、パソコンメーカーで内蔵ディスクを交換してもらいOSを再インストールするか、データ復旧専門業者にデータの復旧を依頼するか、パソコン自体を諦める捨てるか、新規にパソコンを購入するか、おおよそ四択になります。

  • パソコン製造メーカーでディスク交換後、初期化リカバリーする
  • データ復旧専門業者にデータ復旧サービスを依頼する
  • 壊れたパソコンを諦めて廃棄する
  • パソコンを新しく買いなおす

 

「パソコン製造メーカーでディスク交換後、初期化リカバリー」したり、「壊れたパソコンを諦めて廃棄」した場合には、データは2度と復元することは出来ません。

データが必要なのに、セーフモードでも起動せずBIOSでもハードディスクやSSDなどの起動ドライブを認識しない場合、データ復旧専門業者にデータ復旧サービスを依頼するしか、方法がありません。