データ復旧成功率の調整とキャンセル誘導

罠

データ復旧成功率93%!!とか、91%といった数値は、データ復旧業者そのものが虚偽の数値を公表しているのでしょうか?

「もしかするとデータ復旧業者は嘘つきなのか」と感じた人も少なからずいるかもしれませんが決して嘘ではありません。

見積額が高額になる理由

そのかわり巧みな仕掛けトリック、錯誤による誘導があるのです。そのパターンとは記録メディアを送ってからおおよその見積額を出してそれに伴う復旧率を上手い具合に調整していくというものです。

今まで、実際にあった事例としては復旧してほしいデータの入っているHDDなどの依頼品を復旧業者へ送りその後、お客さんの予想外に「見積もりで算出された金額が600,000円」といった高額な見積もりを出されるケースです。

電話やメールで最初から600,000円と言われたら、そもそも調査や見積もりの依頼はしないでしょう。ですが、電話では「5万円から30万円」程度と言われていたら、どうでしょうか?

とりあえず、一度、調査してみてもらうか~。
復旧成功率が90%以上あるなら、自分の依頼品も復旧できるだろうと考えるのが普通です・・・。

USB接続での外付けハードディスク・WindowsPCなどのデータを復旧してもらう際は
物理障害であっても1台あたりの復旧費用は「300,000円から400,000円」程度になるのが普通です。業者によっては10万円ほどの差はあるのですが、「600,000円」といった金額とはなりません・・・。

 

例外的に「暗号化」だったり「NAS」、「2TBを超える容量」などであれば多少高くはなります。
ですがUSB接続外付けハードディスクやWindowsPCデータを復旧してもらうとしてそれがたとえ物理障害だったとしても「400,000円」以上には、まずなりません。

慌てて悪徳データ復元業者に依頼する前に

知っておきたいデータ復元業者で今おすすめな会社はどこ?

データ復旧調査を諦めてほしいデータ復旧業者

データ復旧の見積もり

「データを復元する為に算出した見積額は600,000円と教えられた」時点で個人のみならず法人であっても躊躇するものです。

そのほとんどが「再度検討するので依頼したHDDを返して下さい」という返事をして調査や復旧してもらうのをやめます。

こうなった時は調査も復旧も正式依頼とはなりません。
データ復旧業者側の復旧成功率にもカウントされない区分になります。

扱いとしては「お客さんのキャンセル」という区分になるからです。

その他には、復旧の可否に関わらず、「調査費用が10万円」かかるというものもあります。

初期調査は無料・・・でも、これ以上の調査には10万円。成功調査額は0円から50万円といったケースです。

データ復旧成功率のパーセンテージを90%以上と謳っている多くの復旧業者はこのやり方を利用します・・・。

 

そして、復旧できないものだとわかった途端見積もり金額を跳ね上げて受け付けないように調整しうわべだけの復旧率を上昇させているのです。

一部の良心的な業者は、このようなやり方を警鐘していますが、お客さんに勘違いをさせる業者があとを絶ちません・・・。

キャンセルの誘導

つまり見せかけ上の「データ復旧成功率」を上げるために、復旧成功率が低い依頼品は、初期調査後にお客さんに自主的にキャンセルしてもらうように仕向けるのです。

「でも、お客さんが依頼したらどうなるの?」と思う人がいるかもしれませんが、その場合には、復旧の可否に関わらず、「調査費用が10万円」が発生します。
復旧できなくても、「調査費用が10万円」を請求され続けます・・・。支払わなければ、毎日、電話がかかってきます。1か月経っても支払いを拒むと弁護士事務所から内容証明が届きます。

復旧率が90%以上という復旧業者の「キャッチフレーズ」は数値上のトリックを使ったものです。

普通、90%以上の復旧成功率と記載があれば、どんな障害でも、ほとんどのデータは復旧できるとお客さんは勘違いするでしょう。

こんな方法を使う会社というのは技術力を持っていたとしても
営業自体があやしいので利用者としては注意する必要があるでしょう。